AIによる株式投資初級【クラウドファンディング】

資金を必要とする個人や法人が、インターネット上のプラットフォームで事業や理念に賛同する不特定多数の投資家を募り、資金を調達する仕組み。

クラウドファンディング(CF)は、資金提供者へのリターンの形態によって、①対価を伴わない「寄付型」②対価として商品・サービスなどが提供される「購入型」③分配金などの金銭的な対価が提供される「投資型」-に分類される。

さらに、「投資型」には、「貸付型」「ファンド型」「株式型」という3タイプが存在する。

日本では、投資型、とりわけ貸付型を中心に市場が拡大傾向にあり、すでにその規模は1.000億円を大きく超えている。

超低金利の金融環境の中、貸付型CFは相対的に高い利回りを見込めること、オンラインで取引が完結し手軽に投資可能であることなどを背景として利用が拡大していると考えられる。

投資型CFに関しては、国内外で制度面の整備が進められており、米国では2012年4月に新興成長企業の資金調達環境の改善を通じた雇川創出や経済成長等を目的とするJOBS法が成立、投資型CFのうち一定の要件を満たすものについては、企業の株式募集に係る規制が一部緩和され
た。

日本でも、2014年5月に少額の投資型CF仲介業者の参入要件の緩和、2016年6月には投資型CFにおけるクレジットカード決済の一部解禁などの制度整備が行われている。

しかしながら、日本証券業協会によれば、株式型CFの2017年度における募集実績は17件、総額約5億円と件数・金額ともに少なく、普及が進んでいるとは言い難い状況にある。

リスクマネー供給や地方創生等の観点から、CFの利用拡大が期待されており、今後の勍向か注目される。