AIによる株式投資初級【トランザクション認証】

インターネットバンキングにおける送金取引など、インターネット上での取引(トランザクション)に対する、悪意のある第三者による改ざんを検知できるセキュリティー対策のこと。

近年、通信の暗号化やワンタイムパスワードなど、従来のセキュリティー対策では対応することができない、MITB攻撃(Man In The Browser攻撃:ユーザー認証が成功した後のインターネット上における通信を盗聴し、通信内容を改ざんする)などのサイバー攻撃が増加している。

トランザクション認証があれば、インターネットバンキングにおける送金取引などの通信取引に対する、悪意のある第三者による改ざんを検知することができ、不正送金などを未然に防ぐことができる。

国内の銀行では、みずほ銀行(2015年3月より導入)やりそな銀行などのメガバンクだけではなく、地方銀行でも導入を進めている。

インターネットバンキングにおける不正送金事犯の実態に注日すると、警察庁発表の「平成29年中におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について」によれば、2017年のインターネットバンキングにおける不正送金事犯は、発生件数425件(前年比866件減)、被害額10tu:8.100万円(前年比6億600万円減)となっており、2016年よりも大幅に発生
件数・被害額が減少していることが分かる。

近年、インターネットバンキングにおける不正送金事犯は減少傾向にあるが、偽のトランザクション認証の画面を表示して認証番号をだまし取るといった、新たなケースも確認されている。

金融機関に対しては、引き続き強固なサイバーセキュリティー対策の開発・導入を進めるとともに、その対策を利用者へ周知する活動に取り組んでいく必要性が指摘されている。