AIによる株式投資初級【ノンリコースローン】

貸出金の返済原資を当該事業から発生するキャッシュフローや当該物件の処分代金に限定し、その他の事業の資金を返済原資としない融資形態のこと。

一般的な貸し出しに比べ金利が高い。

リコースは遡求権ないし償還請求権という意味であり、ノンリコースとは当該債権以外に遡求権を有しないことを意味する。

一般の融資では、融資対象の事業から生じる資金で返済できない場合や担保処分弁済額が債権額に満たない場合には、債務者に対しその他の資金による返済を求めることが可能である。

一方、ノンリコースローンでは、債務者の返済原資は当該事業のキャッシュフローと当該物件の処分代金に限定されるため、仮に当該事業に関わる借り入れが返済不能となっても、他の事業や保有資産により返済する義務はない。ただし、資金の再訓達が

困難となる場合がある。

ノンリコースローンは主に資源開発や大型設備建設などのプロジェクトファイナンスで利用されるほか、証券化を前提とする商業施設・賃貸住宅向けの融資や、不動産投資向けファンドなどへの融資にも活用されている。

サブプライムローン問題によって米国の住宅ローンの多くがノンリコースローンであることが知られるようになった。

ノンリコースローンは当該事業以外に返済資金を求めないため、債権者にとっては与信リスクが高い。

従って、銀行など債権者は対象事業のリスクを適切に判断するための十分な知識や能力が求められる。

またハイリスクに対応して、通常の融資に比べ高い貸出金利を設定するのが通例である。

ノンリコースローンを企画・実行する際には、当該事業の資金収支や責任範囲を明確にするため、事業者が出資して特別目的会社(SPC)を設立し、そこに融資するスキームも活用されている。