AIによる株式投資初級【ABL(動産・債権担保融資)】

「Asset Based Lending」の略。借り手の事業活動そのものに着目し、企業が事業上保有している機械・設備、売掛債権、在庫など様々な資産を担保とする融資手法。

従来、中小企業向け融資における担保は、手形債権または不動産、もしくは代表者の個人保証によっていた。

しかし近年、中小企業などが経営改善・事業再生などを図るため、また、新たなビジネスに挑戦するための資金の確保にABLの活用が期待されている。

ABLは、借り手の事業活動そのものに着目するのが特徴。具体的には売掛債権、在庫など企業が事業活動の一環として保有し、現金へ転換される可能性のある資産(事業収益資産)を担保として、その一定割合まで融資する手法である。

これにより、従来は担保としてあまり活用されてこなかった資産などが評価され、新規の融資枠が設定される。借り手の資金調達手法が広がり、必要なタイミングで必要な運転資金を借りられる可能性が広がる。

金融庁では、金融機関によるABLの積極的な活用を推進するため、2013年2月に「ABLの積極的活用について」という資料を公表し、金融検査マニュアルの運用の明確化を図っている。

この中で、「自己査定基準」における担保掛け目の明確化が図られ、「在庫」などの動産担保の掛け目は評価額の70%、売掛金は評価額の80%と水準が新たに記載された。

また、東京都では提携金融機関からABLによる借り入れを行う際、必要な借り入れ経費(保証抖や担保物件の評価費用等)の一部を補助する制度を設けている。

同制度では車両、機械・設備、売掛債権・在庫などの事業資産を担保物件として利用でき、最大2 (£5,000万円、長期資金は最長7年間、売掛在。

庫担保では1年問の借り入れができる。