AIによる株式投資初級【AIスコアレンディング】

人工知能(AI)を活用し、幅広い情報(人脈、嗜好等)を基に、顧客の信用力、将来の可能性をスコア化し、融資可能額・金利を提示する個人向け消費性融資サービスのこと。

中国では、検索履歴・SNSの言動・ECの購買行動など数万項目をAIが分析して、個人の信用スコアを算出し、スコアが高い人は企業や公共サービスの利用時に特典を得られる仕組みが浸透しつつある。

AIスコアレンデイングは、上記と同様に、スコアが高い人はより良い条件(融資可能額、金利)で融資を受けられる仕組みで、銀行にとってはAIによる審企の自動化・即時化だけでなく、従来では融資できなかった低与信用に融資ができるメリットがある。

これは、従来の銀行審査と異なり、現状の信用力に、「個人の特性」を加味し、将来の可能性を予測してスコア化しているためである。

つまり、従来は審査で重視されなかった項目、例えば「人脈」などによってスコアが変化するほか、今は年収が低くても将来年収が上がる人、例えば「商学歴」などは、スコアが高くなる可能性がある。

従来では融資できなかった低与・信層を抽出するためには、銀行のデータだけでなく、個人の多面的なデータを蓄積することが必要であり、そのためには、決済/小売事業者・ITサービス事業者等の外部プレーヤーとの連携が重要になる。

今後、AIスコアレンディングは法人融資分野でも、バランスシートレンディング、トランザクションレンディング等の形で拡大が予想される。

また個人向けには、前述の中国での事例のように、データの幅や提携企業の幅を増やしながら、融資に留まらない個人の信用プラットフォームに進化しうる点で、注目に値する。