AIによる株式投資初級【IoT】

 「Internet of Things (モノのインターネット)」の略。

あらゆるモノがインターネットに接続され、情報が相互に交換される仕組みや、そのことより実現されるサービスを指す。

あらゆるモノの動きをセンサーで計測し、得られたデータを分析することにより実現が可能となったlOTの代表的な事例としては、製造業における生産ラインの円滑な連携や不良品の選別の自動化などが挙げられる。

lOTの金融分野における実用化例としては、テレマティクス保険がある。

これは、被保険者のクルマに取り付けた機器からドライバーの運転行動の特性や走行距離などのデータを取得し、活用する自動車保険である。

すでに、ドライバーの運転の「やさしさ」を評価し、その度合いに応じて保険料が割り引かれる保険や、基本保険料に走行距離に応じた保険料を加算することによってクルマをあまり運転しない人にとって有利な保険料が適用される保険商品が登場している。

今後、金融分野ではlOTを利用した様々なサービスが実現すると予想される。

融資分野では、lOTを担保の管理に活用した動産担保融資(ABL)や、製品の出荷や原材料の仕入れ等のリアルタイムデータを活用したトランザクションレンディングが実現する可能性がある。

動産担保融資に関しては、これまでネックとなっていた担保品の在庫管理に関わる手問やコストの問題が解決され、普及が進むことが期待できよう。

決済分野でもlOTを活用した新サービスが登場する可能性がある。

具体的には、冷蔵庫で保管している牛乳や卵がなくなったことをセンサーが検知すると、自動的に発注が行われ、それに付随した資金の決済も自動処理されるようなサービスが登場する可能性がある。